こんにちは!「サラリーマン卒業計画」を運営している、共働き3児の父・35歳の現役サラリーマンです。(早く結論を知りたい方は「価格予測のハイライト」まで飛ばしてください。)

このブログでは、効率的な資産形成の手段として、ビットコインの長期投資を推奨してきました。しかし、多くの方から 「本当にビットコインを信頼していいのか?」 という不安の声をいただいています。
例えば、

- ビットコインは本当に安全な投資対象なのか?
- 長期投資として保有して問題ないのか?
- 将来の価格を予測し、適切な投資割合を決めたい!
- ビットコインの将来価格に関する重要ニュースを知りたい!
と悩んでいる方もいらっしゃいます。
私は2020年に貯金0円の状態からビットコイン投資を開始し、毎日の情報収集と継続的な学習を続けた結果、現在では5000万円の資産を構築しました。

AIを活用した仕事にも取り組んでおり、より精度の高い判断を行うための勉強をしてます。
そこで、今回は、最新のAI分析ツールである 「Deep Research」 を用いて、2025年末~2037年末におけるビットコイン価格のシナリオ分析を行いました。
この記事を読んで分かること
- ビットコイン価格に影響を与える主な要因
- シミュレーションによる価格予測結果
- 今後の投資判断に活かすポイント
この記事を読むと得られるメリット
- どのポイントに注目して情報収集すべきかがわかる
- ビットコインの価格がどのように変動する可能性があるのかが明確になる
- その価格変動の背後にある要因やストーリーを理解できる
本記事を通じて、ビットコイン投資への理解を深め、より確信をもって資産形成に取り組めるようになる ことを目指しています。
ぜひ、最後までお読みください!
ビットコイン価格予測のハイライト

- 2025年末(中央値シナリオ):
約22万ドル (2025年1月※10万ドルの約2.2倍) - 2037年末(中値シナリオ):
約650万ドル (2025年1月※10万ドルの約65倍)
これらはあくまで複数シナリオの一例です。記事後半では、各時点ごとに以下の予測と、その背景要因を詳しくご紹介します。
- 下位25%
- 中央値
- 上位75%
ビットコインのおさらい — デジタルゴールドとしての魅力
ビットコインはしばしば「デジタルゴールド」と呼ばれ、その理由として以下の特徴が挙げられます。
- 希少性:発行上限2,100万枚
- 法定通貨が年間2%程度のインフレで価値が目減りし続けるのに対し、供給量が固定されているため価値貯蔵ができる。
- 法定通貨が年間2%程度のインフレで価値が目減りし続けるのに対し、供給量が固定されているため価値貯蔵ができる。
- 半減期効果:4年ごとにマイニング報酬が半減し、これまで価格が急伸した実績あり

ただし、価格変動が大きい(米国株の4〜5倍)ことや、日本では最大55%の税率が課せられるリスクがあるため、慎重な投資判断が必要です。
詳しくは以下の記事で記載してます。
Deep Researchと分析方法
Deep Researchは、さまざまな情報をネットリサーチ・分析するAIの新機能です。次の3つのアプローチでシミュレーションを実施してくれました。

- 時系列モデル
過去の価格データやインフレ率、金利などの経済指標から、今後の平均的な値動きを算出。 - 機械学習
取引量などのオンチェーンデータ(ビットコインの取引記録)をAIが学習し、複数のシナリオを想定して価格動向を予測。 - 定性分析
各国の法規制、企業の投資動向、CBDC(中央銀行デジタル通貨)や量子コンピュータの進展など、ニュース要因を反映。

こうした手法を組み合わせることで、単なる過去データの延長ではなく、未来のさまざまなシナリオを想定した予測を行ってくれました。詳細は難しくなるので割愛します。
ビットコインの価格に影響を与える主な要因
2025年~2037年の長期トレンドに強く影響しそうな7つの要因と、それぞれの上昇・下落シナリオを簡単に整理します。

1. 米国の法定準備金としての採用可否(影響度★★★★★)

- 上昇要因:FRBや州政府が公式にビットコインを保有
- 下落要因:採用が見送られ、反対意見が強まって売り圧力増大
2. 企業会計基準の転換(無形資産→金融資産)(影響度★★★★★)

- 上昇要因:GAAP(米国会計基準)やIFRS(国際会計基準)が正式に金融資産と認定、上場企業が積極的に保有拡大
- 下落要因:会計基準が変更されず、企業が購入を控える
ワンポイント解説:会計基準について
💰 今のルールだと、企業はビットコインを持ちにくい
現在の会計基準では、ビットコインは「無形資産(ブランドや特許のようなもの)」として扱われています。この場合、企業がビットコインを購入しても、価格が下がると損失(減損処理)として計上しなければなりません。
しかし、価格が上がっても利益として記録できないという問題があります。
💡 つまり… ✔ 価格が下がると損になるのに、上がっても儲かったことにできない!
✔ これでは企業がビットコインを持つメリットが少ない。
✅ 会計基準が変わるとどうなる?
もしGAAPやIFRSで、ビットコインが「金融資産(現金や株のような扱い)」として認められると…
✅ 企業がビットコインを持ちやすくなる!
✅ 価格が上がれば、資産価値も増えて「利益」として計上できる!
✅ 上場企業(例:テスラやマイクロストラテジー)がさらに多くのビットコインを買う可能性!
👉 結果として、ビットコインの需要が増え、価格が上昇する可能性が高まる!
3. 機関投資家の動向(ETF、ファンド、企業保有)(影響度★★★★☆)

- 上昇要因:現物ETFの承認拡大、大量資金流入
- 下落要因:ETF・ファンドのパフォーマンス悪化や資金流出
4. マクロ経済要因(FRBの金利政策、インフレ、ドル信用)(影響度★★★★☆)

- 上昇要因:利下げやインフレ懸念からの“デジタルゴールド”需要
- 下落要因:利上げやドルの信用安定
5. 地政学リスク(規制、戦争、経済制裁)(影響度★★★☆☆)

- 上昇要因:経済制裁下での決済需要、規制緩和
- 下落要因:主要国による厳格な規制、国際情勢安定
6. アルトコインの台頭(影響度★★★☆☆)

- 上昇要因:暗号資産市場全体が盛り上がり、ビットコインが基軸資産として注目
- 下落要因:イーサリアムなど高機能コインにシェアを奪われる
7. 技術進化(量子コンピュータ、CBDCなど)(影響度★★★☆☆〜★★★★☆)

- 上昇要因:
- 量子コンピュータ(新しい計算技術)による攻撃に耐えられる新しい暗号技術の導入が成功し、セキュリティが強化される。
- CBDC(中央銀行デジタル通貨)と共に市場で活用されることで、価値や需要が維持される。
- 下落要因:
- 超高速計算が可能な量子コンピュータによって現在の暗号技術が無効化され、セキュリティが脆弱になる。
- CBDC(中央銀行デジタル通貨)が広く普及し、既存の暗号資産の需要が低下する)。
ワンポイント解説:量子コンピューターについて
💡 そもそも量子コンピュータって何?
量子コンピュータは、現在のコンピュータよりも圧倒的に高速な計算ができる未来の技術です。
普通のコンピュータが何年もかかる計算を、量子コンピュータなら数秒〜数分で終わらせられる可能性があります。
例えば…
💡 **「現在の鍵を開けるのに1000年かかる暗号」**も、
🚀 「量子コンピュータなら数時間で解読できる」 という未来が来るかもしれません。
🔐 ビットコインのセキュリティと暗号技術
ビットコインは、「公開鍵暗号」という技術を使って取引を保護しています。
この技術は、非常に強力な計算を必要とするため、普通のコンピュータでは解読できません。
しかし…
もし量子コンピュータが進化してしまうと、今の暗号技術(公開鍵暗号)が簡単に破られる可能性があります。
そうなると、ビットコインのウォレットの鍵が盗まれたり、不正な取引が行われるリスクが出てきます。
ビットコイン価格シミュレーション結果と背景
結果まとめ:2037年時点で最大1000万ドル
以下は、2025年末・2029年末・2033年末・2037年末におけるシナリオ別価格予測です。
時点 | 下位25%シナリオ | 中央値シナリオ | 上位75%シナリオ |
---|---|---|---|
2025年末 | 約12万ドル (1.2倍) | 約22万ドル (2.2倍) | 約35万ドル (3.5倍) |
2029年末 | 約45万ドル (4.5倍) | 約80万ドル (8倍) | 約120万ドル (12倍) |
2033年末 | 約150万ドル (15倍) | 約250万ドル (25倍) | 約400万ドル (40倍) |
2037年末 | 約380万ドル (38倍) | 約650万ドル (65倍) | 約1000万ドル (100倍) |
※単位は米ドル。括弧は2025年1月時点(約10万ドル)からの倍率

個人的にはかなり強気の試算結果だなと感じました。だけど人間より賢いAIなので「これくらい上ってくれないかな」と期待を持って信頼したくなります笑
※投資はあくまで自己責任に基づいて行ってください。
詳細解説:2025年末・2029年末・2033年末・2037年末におけるシナリオ
2025年末予測

- 下位25%シナリオ(約12万ドル)
- アメリカの中央銀行であるFRBが金利を引き上げ続け、中国をはじめとする主要な国が暗号資産を規制し、投資資金が大量に市場から抜ける。
- 中央値シナリオ(約22万ドル)
- ビットコインETFが各国で普及拡大し、企業が「保有します」と宣言することで、価格が安定して上昇していく。
- 上位75%シナリオ(約35万ドル)
- G7各国がビットコインを自国の外貨準備として検討するようになり、インフレやドルの信頼低下から「デジタルゴールド」として需要が急増。
2029年末予測

- 下位25%シナリオ(約45万ドル)
- 量子コンピュータが発展して暗号技術が破られるリスクが高まり、また、中央銀行が発行するデジタル通貨(CBDC)が普及することで、ビットコインの魅力が相対的に下がる。
但し、法廷通貨の価値下落により値上がり。
- 量子コンピュータが発展して暗号技術が破られるリスクが高まり、また、中央銀行が発行するデジタル通貨(CBDC)が普及することで、ビットコインの魅力が相対的に下がる。
- 中央値シナリオ(約80万ドル)
- 取引手数料を抑える技術(レイヤー2)が普及し、ETFを通じた資金流入が続く。
- 上位75%シナリオ(約120万ドル)
- エネルギーを輸出する国々が決済手段として採用し、ビットコインが世界的に広く知られ、機関投資家の購入が加速する。
2033年末予測

- 下位25%シナリオ(約150万ドル)
- 中央銀行が発行するデジタル通貨(CBDC)の普及が予想を上回るスピードで進み、ビットコインが持つ「匿名性」が規制の対象として注目される。但し、法廷通貨の価値下落により値上がり。
- 中央値シナリオ(約250万ドル)
- 環境に優しい方法でビットコインを採掘する仕組みが広がり、持続可能なデジタル資産として評価が高まる場合。
- 上位75%シナリオ(約400万ドル)
- 国連や国際通貨基金(IMF)がビットコインのネットワークを大規模な資金移動に活用し、その結果、価格変動の激しさが抑えられる場合。
2037年末予測

- 下位25%シナリオ(約380万ドル)
- より安全な暗号技術に移行する作業が遅れ、「ビットコインはもう時代遅れ」と批判される。
- 中央値シナリオ(約650万ドル)
- 宇宙開発や月面活動など、国境を超えた取引に使われる決済手段としての地位を確立し、大手機関がリスク回避資産として長期保有する。
- 上位75%シナリオ(約1000万ドル)
- IMFの特別引出権(SDR)に組み込まれ、事実上の世界の基軸資産となり、量子コンピュータへの対応も万全となり、投資家の信頼が確立される。

個人的には「かなり強気な価格」と感じました。ビットコインをあくまで長期保有する際の一つのアイデアとしてとらえるのがいいかなと思いました。」
まとめ — サラリーマンとしてのビットコイン投資のスタンス

- 楽観シナリオでは、2037年末に1000万ドル超えの可能性もあり、ビットコインが真の「デジタルゴールド」として認知される余地があります。
- 悲観シナリオでは、量子コンピュータやCBDCの普及によって優位性を失い、価格の伸びが制限される展開も。
しかし、完全に市場から姿を消す可能性はきわめて低いと考えられます。3児の父として、家庭や本業を優先しつつ、過剰投資にならない範囲で次のポイントを意識しています。
- ポートフォリオ全体の3%程度でスタート
ドルコスト平均法を用い、徐々に買い増し - 一括投資は控える
半減期直後など、価格が大きく動きやすい局面でのリスクを分散 - 税制リスクを意識
日本では最大55%の課税リスクが残るため、投資割合は慎重に設定。
忙しいサラリーマンであっても、適切なリスク管理と長期視点を持つことで、将来の資産拡大は十分に可能です。これから10年以上先を見据えたビットコインは不透明ながらも、大きな可能性と夢を秘めています。あなた自身のライフプランに合わせた投資戦略を練り上げてみてください。
では、また!
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