こんにちは、3児の父です。本日は「育休」について記載します。育休を検討している皆さんの中には、次のような悩みを抱えていませんか?

- 育休を取ると年収がガクッと減るけど、家計は本当に大丈夫…?
- キャリアの評価が落ちて、昇進が遅れたりしない?
- セミリタイヤと育休の両立なんて可能なの?

私自身、資産形成をしながらセミリタイヤを目指している真っ最中でした。そこへ第3子誕生を機に『一年3ヶ月』もの育休を取る決断をしたんです。“家計”や“キャリアの遅れ”が不安だったけれど、結果的には取って大正解でした!
理由①:子どもとの触れ合い時間を増やすため
セミリタイヤを考えるきっかけの一つは、「家族との時間をもっと増やしたい」という想いでした。育休前は朝から晩まで仕事で、子どもと平日に1時間も遊べない日々が続いていました。第1子・第2子のときは取得せず後悔。だからこそ、第3子の誕生を機に「今度こそ!」と決断しました。
子どもの成長は一度きり。今しか作れない思い出を、しっかり作ってあげたい。

実際、育休に入ってからは子どもの朝食から夕飯、お風呂までじっくり関わる時間ができました。以前は『あれ?もう寝かしつけの時間…?』と慌ただしかったのが、嘘みたいです。
理由②:“プレ・セミリタイヤ”を実験するため
セミリタイヤ後は“仕事がない”状態で暮らすわけですが、実際にどう感じるかは未知数です。育休で1年以上会社を離れることで、「会社がない日常」を試せると考えました。

最初は『本当に仕事を休んで大丈夫?』ってソワソワしました。でも2~3週間もすると、朝からランニングしたり、Udemyで学習したり、副業のアイデアを練ったり…“自分の時間を自由に使う”感覚が想像以上に新鮮でしたね。
育休=プレ・セミリタイヤ。長期休暇で、将来の暮らしをリアルに体験できる。
育休中はブログ執筆や副業に挑戦する人も多く、セミリタイヤ後の収入の柱を見極める絶好の機会になります。
一日のスケジュール:意外と忙しいです
時間 | やること | 説明 |
---|---|---|
7:00〜8:45 | 起床→身支度 | 妻と協力して子どもの身支度・朝食準備・洗濯物の仕分け |
8:45~9:15 | 保育園に送迎 | 自転車で子ども2人を送り届け、9時15分に帰宅 |
9:15~11:30 | 下の子との時間 | 散歩や遊び、子どもが寝たらUdemy講義や読書で勉強、ランニングなどの運動 |
11:30~13:00 | 昼食づくり&ランチ | 妻と手分けしてご飯を用意。下の子が起きたら3人で昼食 |
13:00~15:30 | 買い出し~夕食準備~保育園のお迎え | スーパーの特売日を要チェック→夕飯下ごしらえ→15:30にお迎え |
15:30~17:00 | 公園タイム | 家族全員で外遊び。自転車や砂場でめいっぱい遊ばせる |
17:30~19:00 | 夕食&お風呂 | 子どもをお風呂に入れながら、自分もサッと済ませる。家族揃って夕。 |
19:00~21:30 | お遊びタイム&寝かしつけ | 子供と一緒に遊ぶ→20時過ぎに家族揃って布団で雑談 |
21:30~23:00 | 残った家事→大人の自由時間 | 食器洗い等を済ませる→学習やブログ、副業作業、映画鑑賞など思い思いに過ごす |
23:00頃 | 就寝 | ー |
理由③:家事・育児のスキルアップと夫婦のチーム運営を強化するため
共働きで資産形成を続けるには、男性も家事・育児にしっかり参加する仕組みとスキルアップが重要です。育休期間中に「お互いが当番制で料理を担当」「交代で子どものお迎え」など、夫婦のチームプレーを徹底しました。

以前は簡単な炒め物くらいしか作れなかった私が、パン作りやアクアパッツァにまで手を出してみました(笑)。これ、平常勤務だったらまず無理でした。
男性が育児をこなせると、妻もフルタイムを続けやすくなる。結果的に家計も安定。
実際、家事スキルを上げると自分がいないと家事が回らない状態が減り、夫婦ともに働き続けやすい環境が作れます。これが長期的な資産形成にもプラスです。
理由④:長期旅行や地方移住体験で視野を広げるため
育休を使えば、1か月単位の旅行や体験が現実的に可能です。私はニュージーランドで1か月のホームステイをし、現地で車を借りて南島・北島を巡りました。また、大分県の田舎で1か月暮らしてみて、「自然豊かな場所もいいけど意外と飽きるかも?」と気づく発見もありました。

田舎暮らしに憧れてたんですが、2週間くらいすると“あれ…人が少なくてちょっと寂しい?”なんて思ったり。理想と現実のギャップを肌で知れたのは大きいですね。
長期で滞在できるとこそ、そこでの暮らしの“ホントの部分”が見えてくる。
こうした体験は、セミリタイヤ後にどこで暮らすか、または定期的に旅行するのかなど、具体的なライフスタイル設計に直結します。
理由⑤:収入ダウンを体験し、資産形成を見直すため
育休中の育児休業給付金は、最初の半年はボーナスを除く給与の67%※、半年以降は50%程度です。我が家の手取りは年間で約500万円以上下がりました。
※2025年4月から最初の28日は給与の80%に増額されるようです。
(詳細:厚生労働省HP)

でも実際やってみると、固定費削減や旅行費の予算管理を徹底したおかげで、家計簿は赤字にならずに回りました。携帯やネット回線など、これまで放置していた出費を見直すいい機会にもなりましたね。
また、育休中に投資をストップし、その分を家族旅行や体験に回す選択をしました。結果的に、子どもとの思い出づくりにお金をかけたことが、「今しか得られない価値」として大正解だったと感じています。
数百万円ダウンを経験すると、セミリタイヤ後の支出シミュレーションにも役立つ
実際取ってみてどうだった?
- キャリアへの影響:昇進が2年遅れるリスクは覚悟。だけど後悔ゼロです。
- 家族の絆:朝から夜まで子どもに付き合えるおかげで、絆は圧倒的に深まった実感があります。
- 学びの機会:Udemyで経営・マーケティングを学んだり、ブログ執筆やプログラミングに挑戦したり、“副業の素地”を作れたのは大きな収穫です。

帰ったら子どもが待ってる生活って、やっぱり最高なんですよね。キャリアはあとからでも取り戻せるけど、子どもの成長は今しかない。その時間を思い切り取れたのは財産です。
まとめ:育休は“家族と未来への投資”
- 家族との時間
- プレ・セミリタイヤの実験
- 夫婦の協力体制
- 長期旅行や地方暮らし体験
- 家計管理&資産形成の見直し
セミリタイヤ志向の方こそ、一度長期育休を検討してみてほしい

収入減やキャリアの遅れは確かにあるけれど、得られるものはそれ以上に大きい。子どもの成長と自分の未来を見直すには、本当に絶好のチャンスでした。
もしあなたが少しでも
- 「もう少し子どもと時間を過ごしたい」
- 「セミリタイヤの予行演習をしてみたい」
- 「夫婦で家事育児を分担してキャリアも家計も充実させたい」
そんな思いがあるなら、長期育休という選択肢を前向きに考えてみてはいかがでしょうか?
きっと、家族とのかけがえのない時間と、将来への新たな視点を手に入れられるはずです。
では、また!
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