【必見!】30代で5000万円達成!資産形成のステップと心境の変化

資産形成の進捗

こんにちは!3児の父です。今日は「資産形成の金額と心境の変化」について、30代で5000万円を貯めた私の経験をもとにお話ししたいと思います。

資産形成を始める方や現在進行中の方は、以下のような悩みを抱えていないでしょうか?

  • 資産形成が生活や価値観にどのような影響を与えるのかを知り、目標設定に役立てたい。
  • 資産額の増加に伴う課題を事前に理解し、適切な心構えや対処法を持ちたい。
  • 自分の抱える悩みや不安が特別なものではないことを知り、安心感を得たい。

今回の記事では、資産額の段階ごとに「どのように生活や価値観が変化したのか」「具体的に何に悩んだのか」「どのように対応したのか」を振り返ります。

3児の父
3児の父

これを読むことで、あなたがこれから直面するかもしれない課題を事前に知り、適切な準備ができるはずです。

資産形成を始めたのは2020年、30歳のときでした。当時の私の資産額はゼロ。妻も私もフルタイムで働いていましたが、給料は毎月、飲み会や海外旅行に使い切り、貯金はまったくありませんでした。「お金がない」現実に追われ、さらに働くしかない生活は、まるで回し車を走り続けるラットのようでした。

その頃の私は、「お金=仕事のストレスを癒すための道具」としか考えておらず、心の余裕はゼロ。毎日が「頑張るしかない」というプレッシャーの中で過ぎていきました。

セミリタイアという概念との出会い

そんなとき、「セミリタイア」という言葉を知りました。「お金に働かせる」という新しい考え方は衝撃的で、すぐに米国株(S&P500)の投資を始めることにしました。最初は小額からのスタートでしたが、「資産を増やせば、自由な時間が得られる」という考えが、日々の生活に希望をもたらしてくれました。

散財は本当に無駄だったのか?

振り返ると、当時の散財がすべて後悔になっているわけではありません。結婚して子どもが生まれる前の貴重な時間を楽しむための「経験への投資」だったと思っています。海外旅行や趣味にお金を使った経験は、私たち夫婦にとって良い思い出として残り、今でも「将来海外で暮らしたい」という共通の目標につながっています。

500万円達成時の心境の変化

500万円までの資産形成が最も辛かったです。これまでの浪費生活から節約生活へ切り替えるのは心労が大きく、たった500万円しか貯められなかった自分に対して、先の長さに絶望感を感じたのを今でも覚えています。「本当にこの調子で将来の目標を達成できるのか?」と、不安が頭をよぎる毎日でした。

500万円達成時の悩み

• 資産が増えるペースが遅く感じ、焦りを感じる。

• 「資産形成は本当にうまくいくのか?」という疑問が心を支配する。

対処法

ここで採用したのが「コア/サテライト戦略」です。この戦略は、資産全体の80%を安定成長するS&P500に連動する投資信託に投資し、残り20%をリスクを取ってNASDAQ100に投資するものです。このアプローチにより、安定的に成長する大部分の資産を守りつつ、少数のリスク資産でリターンを狙うバランスをとることができました。

投資初心者としての心構え

初心者として最も重要なのは、「焦らず、できる範囲で投資を継続すること」です。資産形成は一朝一夕で達成できるものではありませんが、小さな進捗でも着実に前進していることを実感できれば、不安や焦りは次第に減少します。

3児の父
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今振り返ると、最初の500万円という壁を越えることが、大きな転機でした。最初に貯めた500万円が複利で大きくなり、資産形成のスピードが上がったように感じます。

1000万円到達時の心境の変化

資産1000万円を達成したのは、資産形成を始めて約1年半後のこと。この頃、米国株の好調な上昇に恵まれたことや、節約生活が習慣化したことで、想定よりスムーズに目標を達成することができました。しかし、資産が増えた一方で、新たな課題が浮き彫りになりました。それは「お金の使い方をめぐる夫婦間の意見の対立」です。

たとえば、食材を買う際に、利便性が高い「食材配達サービス」を使うか、それとも近所のスーパーで買うべきか。こうした日常的な選択でも意見がぶつかることが多くなり、資産形成がかえって夫婦のストレスになることもありました。

1000万円到達時の悩み

お金の使い方をめぐる夫婦間の対立

資産形成のペースを維持したい自分と、家事や生活の効率を重視したい妻の間で、お金の優先順位が異なり、小さな選択でも議論が絶えませんでした。

対処法

私たちが取り入れた解決策は、家計管理の「見える化」と定期的な話し合いの場の設置でした。

1. 家計簿の共同管理

夫婦で共有家計簿アプリ「Shareroo」を使い、全ての支出を記録・共有しました。これにより、お互いに「何にいくら使っているのか」を視覚的に把握できるようになり、無駄遣いの認識が一致するようになりました。

2. 週1回の家計ミーティング

毎週末に、家計の状況や今後の支出計画について話し合う時間を設けました。特に効果があったのは、単なる数字の確認にとどまらず、「人生の目標」を共有する場としたことです。「将来どんな家に住みたいか」「子どもたちにどんな教育を受けさせたいか」といった具体的なゴールを話し合うことで、お金の使い道に対する迷いや対立が大幅に減りました。

3. 柔軟な妥協案の導入

食材の買い方については、「普段はスーパー、特別なときだけ食材配達を利用する」といった折衷案を採用。全てを節約するのではなく、ストレスを減らしつつ資産形成を続けられる工夫を意識しました。

3児の父
3児の父

この時期に経験した夫婦間の対立とその解決は、資産形成を家族全体で楽しみながら進めるための重要なステップだったと感じています。お金は単に貯めるだけではなく、「家族の共通目標を叶える道具」だと認識することで、より有意義な資産形成ができるようになりました。

2000万円到達時の心境の変化

資産が2000万円に到達したとき、再び「このペースで本当に目標を達成できるのだろうか?」という不安と焦りに襲われました。その背景には、2022年の下落相場がありました。株式市場全体が不調で、どれだけ入金しても資産額が減少する状態が続きました。そのため、1000万円到達から2000万円到達までに、予想以上の時間がかかったのです。

2000万円到達時の悩み

資産増加スピードの鈍化

市場の低迷によって資産が増えず、入金しても成果が見えない状況に焦りを感じました。

将来の不確実性に対する不安

下落相場の中で、「これ以上のリスクを取るべきか、それとも安全性を優先すべきか」という判断に迷い、方針が定まらなくなりました。

対処法

この状況を乗り越えるために、以下のような行動を取りました。

1. ビットコインの購入

2022年の下落相場をきっかけに、株式以外の資産クラスに目を向けるようになりました。その中で、圧倒的な成長性と将来性を感じたビットコインに興味を持ち、ポートフォリオの5%分を購入しました。この選択は、資産の多様化と成長性の確保を目的としたものでした。

余談ですが、ビットコインに興味があれば以下の記事も確認ください。

2. 副業の開始

少しでも入金力を増やすため、「せどり」に挑戦しました。主に中古品の販売を行い、1年間で約20万円の収益を上げました。副業経験は、新しいスキルを学ぶきっかけにもなりました。しかし、2人目の子供が保育園に通い始めたことで育児の負担が増え、時間的な制約から副業を一時中断することにしました。

3. 長期目線での再調整

焦りを感じたとき、改めて「資産形成は長期戦である」という基本に立ち返りました。過去の実績を振り返り、焦るよりも一歩一歩着実に積み上げる重要性を再認識しました。

3児の父
3児の父

資産2000万円は「停滞感」と「迷い」が強く現れた時期でした。この経験から学んだのは、目標達成には計画通りにいかないことがある一方で、新しい方法を模索する柔軟性が重要だということです。不安や焦りを感じるのは自然なことであり、それをどう乗り越えるかが資産形成の継続を支えるカギとなります。

3000万円到達時の心境の変化

資産3000万円を達成したのは、2000万円到達からわずか9ヶ月後のことでした。この期間、米国株の上昇トレンドに乗ることができたため、当初の予想よりも早く到達することができました。そして、この時初めて「心の自由」を実感しました。

例えば、米国株の年平均リターン7%で運用を続ければ、年間120万円(月10万円)の不労所得を得られる計算になります。この金額があれば、「もしも働けなくなっても、アルバイト程度の収入で何とかなる」という安心感が生まれました。この安心感は、日々の生活や仕事に対するプレッシャーを大きく軽減してくれるものでした。

しかし一方で、資産形成のために旅行や外食を控えていたため、「このままでは子供と十分な思い出を作れないのではないか?」という新たな悩みが生まれました。資産形成を優先するあまり、大切な家族との時間を犠牲にしていないか、という葛藤に直面することとなったのです。

3000万円到達時の悩み

資産形成とお金を使うことのバランス

目標に向かって資産を増やすことは大切ですが、生活を切り詰めるあまり、家族と共有すべきかけがえのない時間を失っているのではないかという不安に悩みました。

対処法

この悩みに対処するため、以下の行動を取りました。

1. 育休(1年)の取得

3人目の子供を授かったタイミングで、家族との思い出を優先するために育休を取得しました。この期間、資産形成のスピードは一時的に鈍化しましたが、その分、家族で過ごす貴重な時間を増やすことができました。たとえば、家族で長期の海外旅行に行ったり、ホームステイを経験したりと、普段の生活では得られない特別な思い出をたくさん作ることができました。

2. お金を使う目的を明確化

育休中は、単に「お金を使う」ではなく、「家族の絆を深める」ことを目的に支出を計画しました。たとえば、家族の希望を話し合い、旅行先や体験内容を一緒に決めることで、支出自体が家族のプロジェクトの一部となりました。

3児の父
3児の父

資産3000万円に到達してみて、資産形成だけにこだわるのではなく、目的に応じてお金を使うことも重要だという気づきを得られた点で、この時期の経験は非常に価値あるものでした。育休についての詳細は別の記事でご紹介したいと思います。

5000万円到達時の心境の変化

2024年12月、資産5000万円を達成しました。3000万円到達からわずか1年での達成となり、このスピード感には自分自身も驚きました。この時点で、セミリタイヤがいよいよ現実的な目標として視界に入ってきました。

投資で年間350万円程度の不労所得が得られる状況となり、家族の生活費約480万円の大部分をカバーできるようになりました。これにより、「いつでも会社を辞められる」という心の余裕を手に入れることができました。ただし、最終目標である資産1億円まではまだ道半ばであり、さらなる計画と行動が必要であると感じています。

一方で、資産額が増えたことに伴い、「セミリタイヤ後にどのように生きていきたいのか」を真剣に考えるようになりました。この問いに対する答えが見つからなければ、いくら資産があっても本当の意味での満足感や幸福感は得られないのではないか、という不安も感じるようになりました。

5000万円到達時の悩み

セミリタイヤ後の人生設計

資産が増える中で、「単に会社を辞める」だけではなく、セミリタイヤ後にどのような生活や価値観を実現したいのかを明確にする必要性を痛感しました。

対処法

この悩みに向き合うため、以下の取り組みを行っています。

1. セミリタイヤ経験者との交流

すでにサラリーマンを辞めて自営業を営む方や、セミリタイヤ生活を実現した方々と積極的に交流しています。彼らからリアルな体験談を聞くことで、自分が目指すべき方向性や、リタイヤ後の可能性について多くのヒントを得られています。

2. ファイヤーコミュニティでのメンター探し

同じような目標を持つ人々が集まるファイヤー(FIRE)コミュニティに参加し、メンターとなるような人物を探しています。特に、自分が尊敬できる価値観や生き方を持つ人と出会うことで、具体的なアドバイスやサポートを受けられるようにしています。

3. 自己分析の実施

自分自身の価値観や興味、やりたいことを整理するために、自己分析を行っています。具体的には、自己分析ツールを使ったり、これまでの人生で楽しかったことや達成感を得られた経験を書き出したりしています。

4. ブログ執筆の継続

このブログを始めたのも、セミリタイヤ後の生き方を模索する一環です。自分の経験を記録し、発信することで、読者に価値を提供しつつ、自分の考えを深めることができています。

3児の父
3児の父

資産が増えるにつれ、これまで見えていなかった不安や課題も浮かび上がってきます。しかし、それを乗り越える過程こそが、セミリタイヤ生活をより豊かで満足のいくものにする鍵であると感じています。このブログを通じて、同じ悩みを抱える方々と共有し、解決の糸口を見つけていきたいと思います。

この記事では、資産形成の各段階で直面した課題と、それに対する具体的な対応策をご紹介しました。これから資産形成を始める方や、現在進行中の方にとって、指針となる内容をお届けできたなら幸いです。

資産形成の主なステージと課題

500万円の壁:最初の試練

資産形成の初期段階は最も厳しい時期でした。収入を増やすよりも、徹底的に支出を削減する節約生活が求められます。この時期を乗り越えるためには、小さな成功体験を積み重ね、継続する意識が重要です。

1000万円:節約生活が習慣化

資産が1000万円に達すると、生活スタイルや価値観の変化が明確になります。この金額を貯めた時点で、資産形成が一種の「エスカレーター」に乗った感覚を持ちました。ルールを守り続けることで、資産形成は加速します。

2000万円:相場変動への焦り

この段階では、投資額が大きくなるため、相場の変動に対する心の負担が増えました。しかし、それは再度自分の投資方針を見直し、長期目線で考える良い機会でもあります。多様な投資先への分散が鍵です。

3000万円:心の自由を実感

年間の不労所得が生活費を一部補える水準に達し、初めて「心の自由」を得た感覚になりました。ただし、資産形成と支出のバランスを取る難しさもこの頃から強く意識しました。家族との時間や思い出作りを優先することが課題解決につながりました。

5000万円:セミリタイヤの現実味

生活費の大半を不労所得で賄える水準に近づき、セミリタイヤ後の生活を具体的にイメージする段階になりました。しかし同時に、セミリタイヤ後に何を目指し、どのように生きるかという課題が浮上します。他者との交流や自己分析を通じて、その答えを模索することが重要です。

次回予告:具体的な投資方法と節税の実践例

この記事でお伝えした課題と対処法が、読者の皆さまの資産形成におけるヒントとなれば幸いです。今後の記事では、具体的な投資手法や節税の実践例についてさらに深掘りしていきます。資産形成をより効率的に進める方法をお伝えしますので、ぜひお楽しみに!

では、また!

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