こんにちは!『サラリーマン卒業計画』を運営している35歳の現役サラリーマン、3児の父です。本ブログでは、共働きで子育て(主に3人)をしながら資産形成し、セミリタイアを目指す方に向けて、私自身の体験をもとにした実践的な情報をお届けしています。
育休を終えて約1年ぶりに仕事に復帰して、1週間。
この短い期間で、自分でも驚くほど多くの違和感を覚えました。
今日は、そんなリアルな気づきや感情を記録として残しながら、

- 今この働き方で本当にいいのか?
- 人生の時間を誰のために使っているのか?
このようなことを問い直す、ひとつの視点を共有したいと思います。
1日24時間のうち、自由時間はたった2時間?
最初に感じたのは、時間があまりにも少ないという現実。
私の一日のタイムスケジュールはこんな感じです:
- 起床〜出社準備:1時間
- 勤務+通勤:10時間
- 食事・風呂・家事・育児:3〜4時間
- 睡眠:7〜8時間
- 自由に使える時間:2時間未満

このわずかな時間の中で、子どもと話したり、勉強したり、運動したり、自己投資をしたり…。
到底、すべてはこなせません。
しかもこの2時間ですら、仕事で疲れ果てた状態で迎えるもの。
当然、思考の幅も狭くなるし、新しいアイデアも浮かびにくくなります。
なぜ仕事をすると「視野が狭くなる」のか
復職して気づいたもうひとつの変化が、「視野の狭まり」です。
- 目の前のToDoに追われる
- 終業後も仕事のことが頭から離れない
- 長期的な人生設計を考える余裕がない
これは、自分でも驚くほど急激にやってきました。

まさに、ラットレースの真っ只中にいる感覚です。
必死に走っているのに、どこにもたどり着かない虚しさ。

65歳で後悔しても、もう遅い
育休中は、視野が広く、思考に余裕がありました。
でも仕事を再開した瞬間、その「自由さ」は一気に奪われた。
このまま何十年も働いて、65歳でようやく時間ができたときに、
後悔しか残らなかったらどうしよう?と本気で思います。

だからこそ、私は「早めのセミリタイア」=サイドFIREを選びたいと感じています。
働くこと自体は好き。でも時間を奪われるのが問題
私は決して「働くこと」自体が嫌いなわけではありません。
学びや挑戦はむしろ好きです。
でも問題は、仕事が“時間を奪いすぎる”構造になっていること。
好きなことでも、自由がなければ不幸になるということです。

出世はコントロールできない“運ゲー”だった
もう一つ気づいたのは、「出世」もまた、自分ではどうにもできない要素が多いということ。
- 学歴や採用時のコース
- 配属先と上司の相性
- 上司に好かれるかどうか
- 運とタイミング
いくら努力しても、運と構造に左右される世界で競っていることに虚しさを感じました。

そして、心理学では「自己コントロール感」が幸福に直結すると言われています。
でもサラリーマンの構造は、そのコントロール感を持ちにくい世界です。
だからこそ、人生の軸は「自分で選べること」に置いた方が、はるかに幸福になれる。
これがFIREという選択肢を後押しする最大の理由のひとつです。
「褒められること」は、働かせる仕組みであることも
もうひとつの大きな気づきは、「周囲から認められている」と感じることの裏側です。
確かに、チームに貢献できている実感や、上司から褒められることは嬉しい。
でもそれが、マネジメントによって演出された“感情設計である可能性を忘れてはいけないと思いました。
- 褒める=人を動かす技術
- 役職=やる気を引き出す仕掛け
- 面談=モチベーション維持ツール

組織は、あなたが自発的に働き続けるように設計されています。
そこに気づかず「自分は愛されている」と思ってしまうのは、ある種の錯覚かもしれません。
本音は、仕事を離れてこそ見えてくる
だからこそ、「自分は本当はどう生きたいのか?」を考える時間が必要です。
仕事に没頭していると、それを考える余白がありません。
でも、長期休暇や副業時間、ブログを書く時間などを使って外に目を向けることで、
少しずつ「本音」が浮かび上がってくる感覚があります。
外に出よう。会社の異常さに気づくには“外部の視点”が必要
会社の異常さは、中にいるだけでは気づけません。
社内の空気、文化、価値観が“当たり前”になっているからです。
でも、「FIREコミュニティ」や「価値観の合う仲間」がいる場所に身を置くと、
「やっぱり会社っておかしいよね」と冷静に気づけるようになります。

これは私にとって、大きな転機になりました。
ぜひ、あなたにも“外の視点”を持ってほしいと思います。
【まとめ】「誰のために時間を使うのか」を決めよう
働くことは好き。でも、“働かされる人生”には限界がある。
- 出世は運ゲー
- マネジメントは演出
- 時間は最も大切な資産
- 視野は時間の余白で決まる
- 本音は仕事の外で見えてくる
だからこそ、私はFIREという考え方を人生の軸に据えています。
あなたもぜひ、「自分の時間を誰のために使っているか?」を問い直してみてください。


以上が、仕事復帰からわずか1週間で見えてきた「時間」「視野」「評価構造」のリアルです。
この気づきが、読者のみなさんの人生のヒントになれば嬉しいです。
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